水とコーヒーの関係

飲んで美味しい水だから、
または高価な水だから、
コーヒーにも適しているというわけではありません。
水はカルシウムやマグネシウムの量によって軟水と硬水に分けられます。
どちらがコーヒーに適しているかというと一概には言えませんが、
鉄やマンガンは注意してください。
コーヒーの成分であるタンニンと結合し、風味を損ないます。
軟水と硬水の区別ですが、
一般に炭酸カルシウムが1リットル中100mg以上含むのが「硬水」。
100mg以下が「軟水」と呼ばれています。
コーヒーを抽出した時のそれぞれの特徴を挙げると。
[:ホットコーヒー:]軟水
サラッとした舌触り・酸味を感じる・ロースト香は少ない・
マイルド・素材の特徴が出やすい傾向
[:ホットコーヒー:]硬水
食べるたり舐める感覚・苦味が引き立つ・ロースト香が強い・
ボリューム感が出る・苦味が強くなる傾向
ヨーロッパは硬水なので、
「フレンチロースト」や「イタリアンロースト」など
硬水の個性に負けないよう、強い焙煎が主流となっています。
なのでエスプレッソなど苦味を引き立てたコーヒーが
文化として根付いています。
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水とコーヒーの関係” に対して1件のコメントがあります。

  1. より:

    やっぱり美味しいコーヒーを入れる為には美味しい水が必須なんですね!
    勉強になります!

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