開業20年目の今、この仕事をルーツを思い返す
昔から、大した能力も無いのに周りの期待に応えたい気持ちが強い子供でした。
それは大人になっても変わらず、
仕事での高成果とアメフトでの大活躍を常に自分に課していました。
気が休まる日なんてありませんでしたが、
自分自身のアイデンティティをそこに求めていたため、
やらされ感は全くありませんでした。
今から思えばそのおかげでかなりの勢いで成長できたと思います。
でもそれは私に限った話ではなく、
当時のリクルートはそういうタイプの人が圧倒的に多かった。
ただ、私と決定的に違ったのは自頭が抜群にいい人ばかりだったこと。
ただし仕事ができるか、優秀かは別。
山あり谷ありの中で、一度も辞めたいとかつまらないと思ったことがないのは
きっと素晴らしい先輩や後輩、同期に恵まれたからだと思います。
そんな経験を14年経た自分が次のステージを模索した時、
真っ白なボードにサッと出てきた言葉がありました。
「両親はじめ、これまでの自分を知っている人の自分に対する期待とイメージを考えず、
本当に自分が挑戦してみたいことに本気で取り組んだ結果を知りたい」でした。
明日から名前を変えて誰も知らないところで一人でゼロから何かはじめたい。
それで失敗したとしても言い訳せずに自分の実力が無いからと言い切れる、そんな仕事。
紆余曲折を経て、
縁もゆかりもない「荒川区日暮里」で、
会ったことのとのない、「当時の部下のお母さん」と2人で、
経験のない「焙煎店」を始めて20年が経ちました。
今から思えば、
これまでの「人の期待に応える人生」から独立をきっかけにしてトランジットして
「別の人生を生きてみたい」と思ったのが今に至っている気がします。
ただ、この話にはオチがあります。
別の世界に行くつもりで仕事を乗り換えたのですが、
開業当日から、お客さんの期待に応えることが大変で焙煎と豆の選定に悩む日々を過ごしています(苦笑)
やっぱり仕事は関わる人の期待に応えてナンボの世界。(笑)
でも、20年続いてるんですから、今のところなんとか・・・なんとか・・・

