姉妹店が蔵前にオープン!!

この度、東京・蔵前に新たな姉妹店がオープンしました。

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店名は『縁の木』。
「みどりのき」でなく『えんのき』です。

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私のオリジナル焙煎機を購入されて開業した2人目のオーナーさん。

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2月に入ってから週2~4日当店に自主研修に来られ、
焙煎のいろはからブレンドの作成、仕入れ業者の紹介等、私の持つノウハウを余すことなく伝授しました。

その中で真似る部分と独自性を出す部分はオーナーさんが判断。

10271566_658131687593198_66612865889980337_n(生豆の商品棚)

昨年10月に杉並区の西永福でオープンした「たまじ珈琲」さんもそうですが、
「縁の木」さんは小上がりのある和テイストな素晴らしいお店になりました。

女性のオーナーさんで、
焙煎機のHPをキッカケにご来店いただいたのがちょうど1年前。

障がいを持つ幼いお子さん(次男)と将来一緒にできる仕事を今から始めたいというのが起業理由。
「お金を残すより、生きていく糧を残してあげたい。」という言葉がとても印象的でした。

この焙煎機で営む焙煎店がそのような事情に沿えるものか、事例もなく正直分からなかったものの、
「母親にしかわからない息子さんの事」、「私にしかわからない焙煎店の事」、
その掛け合わせがどのような結果を産むのか?をテーマにコンタクトを重ねていきました。

オーナーさんが決断されたのは約3か月後のこと。

当店の「障がい者によるオフィスコーヒーサービス」の取り組みが、
ご自分の子供さんだけでなく、障がいを持つ方々に広く役立てる仕事をしたいという目的に沿ったことが決断された理由の一つでもありました。

また、決して安くない焙煎機でもあるため、人生における重大な決断をされたと思います。

そんな中、成功する感じさせる心強い要素は、オーナーさんの前向きな性格と困難を乗り越えていくタフな気質を持った方だと思えるところ。
この商売を糧に幸せを築いてもらいたいです。

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{「縁の木」のお店のシンボルは重度ダウン症のお嬢さんが描いたもの)

2人の息子さんもお母さんがこの仕事を始めるのを楽しみにしているようです。

後から分かったことなのですが、
姉妹店第1号の「たまじ珈琲」さんのオーナ夫妻と、
「縁の木」さんのオーナー夫妻は4人とも出身大学が同じで同世代。
面識はないものの、同時期に同じキャンパスで過ごされていたようです。

そんな不思議な「縁」も重なり、
先輩である「たまじ珈琲」さんのバックアップも受けてこの度無事オープン!

私も影なら応援しますが、
当然のことながらこれからは自己責任で店を運営していかなくてはなりません。

まずは1日でも早くお店を軌道に乗せて、
息子さんを迎え入れる環境が作れることを心から祈ってます。

そしてオーナーさんと息子さんが一緒に店を切り盛りしているところ、是非見たいです。

HPはまだ開設していません。
もう少し慣れてから作成予定です。

【焙煎処 縁の木 東京・蔵前】
台東区蔵前2-3-1
都営浅草線 蔵前駅A1出口から徒歩5秒。
fb https://www.facebook.com/ennoki

お近くに行かれる際には是非寄ってみてください。

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