恐怖の欠点豆コーヒーの味

以前ご紹介した「欠点豆」ですが、
今日はいよいよ飲んでみます。
欠点豆ってナニ?という方は、
まずは【このブログ】を読んでください。
今日の私は上島竜兵です。
とにかく、
あらゆる生豆から欠点豆をハンドピックし、
その中でも選りすぐりの酷いものを焙煎しました。
悪夢のコーヒー豆裏オールスターです。
そんなものだけを
焙煎するのもオゾマシイ・・・。
100g焼いてみました・・・
アレ!?
焙煎時には期待はずれの普通の香です。
焼き上がりを見てみました。
あ、ヒドイ・・・。
形がバラバラで、
色ムラのオンパレード。
「どんなもんじゃい!」と
誇らしげに焼かれた欠点豆達に怒りと悲しみを覚えます。
既にこの時点で飲む気がしない。
挽いてみました。
恐ろしいことに粉状にすると
全く普通のコーヒーに見えます。
そんでもって、いっちょまえな香もさせている。
焼き立てを挽くと欠点豆でもコーヒーの香をさせるんですね。
もしかして意外といけるんじゃ・・・。
密かな期待と不安を込めて淹れてみます。
なんじゃ、この香。
甘味は全く感じず、
焦げたニオイしかしません。
ちなみにローストは勇気を出して?番に。
さぁ、飲んでみましょう。
んゲッ!
ドブの味です。
苦くて熱いドブです。
後味にはヘドロのような、
いや、生ゴミ?
それにコーヒーとは思えないすっぱさ。
本当にマズイです。
もうこれくらいにしておきます。
コレを読んでいる人も
私自身もコーヒーが嫌いになりそう。
嫌な汗が出てきました。
でも罰ゲームにはいい仕事をするかも・・・。
やっぱりこれは絶対に除去しなくてはならない豆。
非常に面倒な作業なので、
一度に大量焙煎するところではやれないと思います。
味を狂わす欠点豆。
これが50gに一粒でも入っているとアウト!
絶対にこんな豆の入ったコーヒーは出したくない。
ウチのコーヒーのウリは、
豆のグレード、焼き立て、欠点豆の混入率の低さです。
この3つだけはどんなに忙しくても守り続けます。
2度と飲むことはない、
悪夢のコーヒー豆裏オールスターの共演。
永遠にさようなら・・・。
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