残像

ピーコが長い長い天命を全うしてから1ヶ月が経とうとしています。
あれからお店にはピーコをご贔屓いただいたお客様がいつものように訪れ、
ピーコが元気だった頃の思い出話が今でも続いています。
ブログを見てご来店されたお客様の中には、
「これピーコちゃんに」と可愛いお花を持ってきて下さる方もいらっしゃいました。
何も知らずご来店される方は、
ピーコの体調不良を知っている方が多いだけに、開口一番「ピーちゃん元気?」。
亡くなった事を告げると、皆さん口を開けたまま固まります。
その後は優しい顔で「大往生ですね」と。
ありがたいお言葉です。
改めて、本当に幸せな猫だったと思います。
居なくなってからその人の価値が分かるといいますが、
まさにその猫の価値を実感する1ヶ月でした。
そうこうしているうちに12月。
1年で焙煎店が最も忙しい月になりました。
偲んでいる暇など無いとばかりに朝から晩まで焙煎三昧。
それくらいがちょうどいい。
豆と粉に格闘している私と店長の間で、
かつての同志は「がんばれニャ~」っと時々気配をちらつかせてくれます。
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