本日の焼きたてコーヒー「サントスNo.2」

日本で最も飲まれているブラジル産コーヒー豆の
最高峰が「サントスNo.2」。
ブラジルはコーヒーの生産量もダントツで世界No.1の国です。
国土は日本の約23倍で、
テラ・ロッサというコーヒー栽培に適する土壌が国の半分を占めています。
【サントス】というのはこの豆が昔から輸出される港の名前。
そして【No.2】は豆のグレード。
ちなみにサントスの等級は[No.2〜No.8]まであります。
そう、なぜかNo.1が無いのです。理由は不明。
なのでNo.2が最高ランク。
価格が安い割には美味しいので、
世界中で最もブレンドのベースに使われている豆です。
当店が扱っているサントスNo,2は、
日本人のフクダトミオ氏の農園で栽培されているもの。
フクダ氏は従業員育成に大変熱心に取組んでおり、
勤勉な者しか雇いません。
また、絶対にゴミを出さないなど綺麗な農園作りにも心がけています。
オーナー自らが常に農園に足を運び、
木の状態を把握し、メンテナンス、管理を行って出来た豆なのです。
オススメローストは?(フレンチ)or?番(フルシティ)。
?番のオーダーが多いので、今回は?番で焙煎しました。
さすがNo.2だけあり、
豆の形状が揃っているので焼き上がりが美しい豆です。
では飲んでみませう。
ゴクリ・・・
心地よい苦味と酸味。
両者のバランスが絶妙です。
クセの無い味でまとまりがあります。
日本の喫茶店で最も使われている豆なので、
「コーヒーの味=サントスの味」
というイメージを持つ人は少なくありません。
なんだか安心感のあるコーヒーです。
?番だとストレートで飲んで欲しいですね。
?番なら酸味が抑えられ、
芳ばしい苦味が増すのでミルクにも合います。
私はコーヒーを選ぶのに自分の好みが分からず、
判断の手がかりが無いという方にはこの豆をお薦めします。
世界のコーヒー豆の味のチャートがあれば、
おそらくこの豆が中心に来ると思うのです。
コーヒーの原点であり、スタートを切るのにふさわしい価格と味。
この価格と品質を考えれば、
ブラジルのコーヒー貿易が長年世界一を維持しているのも分かります。
サントスNo.2
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