コーヒーとがんの関係

コーヒーの人体における影響について、
様々な研究機関が調査をしています。
今日はその中でもがんとの関係について
発表されたものを紹介します。
その前に私の認識はこうです。
そもそもコーヒーは、
人体に悪い影響を与えるという見方と、
いい影響を与えるという意見が交錯しています。
私は両方の意見が正しいと思っています。
悪い影響を与えるという意見に賛同できる部分は、
古いコーヒーを飲んでいる場合です。
焙煎してから時間が経過し、
酸化したコーヒーを大量に飲むと胃がおかしくなります。
酸化したものを飲むんだから、当然カラダにいいわけないです。
だからミルクや砂糖を入れて
中和しないと飲めないという人が居るのは自然なことと思っています。
酸化=劣化=腐敗なのです。
カラダにいい影響を与えるという意見に賛同できる部分は、
酸化前の新鮮なコーヒーにはカラダにいい成分が
たくさん含まれているという点です。
また、新鮮なコーヒーは雑味やエグ味が無いため、
ミルクを入れなければ飲めない人もブラックで飲めたりします。
そして何杯でも飲めます。
これはカラダが有害だと拒否していない証です。
コーヒーの酸化が始まるのは焙煎後。
焙煎してから1ヶ月以上経った豆を挽きたてで飲んでも
それは酸化したコーヒー。
そういった意味ではコーヒーは生鮮食品なのです。
カラダにいいコーヒーを飲むには、
焙煎してからどれくらい経過しているかを知ることが重要です。
以下は、専門機関で調査されたカラダに良いとされる研究発表です。
《岐阜大学大学院医学研究科腫瘍病理学講座の森秀樹教授らの研究より》
[:ホットコーヒー:]ハムスターに発がん物質だけを与えた場合と、
発がん物質とコーヒーに含まれるクロロゲン酸をいっしょに与えた場合について、大腸がんの発生率を調査。
発がん物質のみはその40%に大腸がんが発生したのに対し、
クロロゲン酸をいっしょに与えたハムスターには
がんの発生が見られませんでした。なんと0%。
肝臓がんの原因になる別の発がん物質と
人間が飲むよりも薄めのコーヒーをラットに与えた実験も行われましたが、
この場合も、78%のがん発生率を22%まで抑える結果が得られています。
《国立がんセンターがん予防・検診研究センター予防研究部の津金昌一郎室長らの研究より》
[:ホットコーヒー:]約10年間にわたる40〜60歳代の男女約9万人の追跡調査によると、
コーヒーを毎日飲むグループの肺がんにかかるリスクは、
ほとんど飲まないグループの約半分に抑えられることがわかりました。
さらに1日5杯以上飲むグループのリスクは、
ほとんど飲まないグループの約4分の1であるという結果を得ています。
《愛知がんセンター研究所疫学・予防部の田島和雄部長らの研究より》
[:ホットコーヒー:]1988年から、病院を訪れたすべての患者さんを対象に行なった調査では、
コーヒーを1日に3杯以上飲むグループは
直腸がんの発生率が半減するという結果が得られました。
また上部消化器のがんに関してコーヒーの予防効果が
高いこともわかっています。
がんにかかる確率を1とすると、
男性では食道がんのリスクが0.65に、
女性では胃がんのリスクが0.72に下がりました。
私はタバコを吸うので、
国立がんセンターの研究発表を見て、
これからは生きるためにコーヒーを飲み続けようと決意しました(笑)
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コーヒーとがんの関係” に対して 2 件のコメントがあります

  1. 奈緒 より:

    いや、どちらかというと
    煙草の本数も減らしたほうが、お体にいいのでは(笑
    マイダーリンも、オフィスは禁煙なのですが、
    自宅で仕事をするときは煙草が増えがち。
    きっと亀山さんも同じ状況なのでは。心配ですよー!

  2. 店主 より:

    あ、なるほど!
    それもそうだね。
    ・・・。
    それ以上にコーヒーを飲むっていうのはどうかな?
    ・・・。
    マイダーリン君にもそうお伝え下さい!(笑)

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