年に1度の焙煎機メンテDAY

今日は年に1度の焙煎機のメンテナンスDAYでした。
そもそもこの仕事は焙煎機が命。
生豆しか置いていないので、
焙煎機が故障でもしたら店として全く機能しなくなります。
ちなみに「銀の豆」の焙煎機は日本で26台しかない、
かなりの優れものなのです。
それはコーヒー豆の風味を高める特殊な機能が付いているから。
これを見に他の焙煎店の焙煎士が見に来たりするんです。
私もこの焙煎機だったら、
後発でも勝てると思い開業に踏み切りました。
そんな焙煎機を作ったメーカーの方に来ていただき、
10:00〜16:30は店を閉め、
徹底的に焙煎機をバラしクリーニング。
気持ちよかったですよ〜!
焙煎機にはコーヒー豆から出る油や薄皮、煤などが
至る所にこびり付きます。
日頃掃除できる釜などはマメにやっているのですが、
普段はネジを外してパーツを分解して掃除することはありません。
それをトコトンやりました。
焙煎機から伸びるダクトや排気口。
得体の知れない物体がダクトの周りにくっ付いていていましたが、
長い棒と掃除機でピッカピカ〜!
勝手に空けると元に戻せなくなるような複雑な部分もパカッと空けて
ホコリやコーヒー豆を焙煎する時に出る薄皮を
お気に入りのエレクトロラックス製の掃除機で一気に吸い取りました。
せっかく分解したので、
日頃見えないパーツもウエットティッシュで磨きまくり。
またもやピッカピカ〜!
焙煎機内部の8本のダクトにも
自慢の強力掃除機でホコリを一蹴。
通気性100%です。
稼動させる所には油を差し、
磨耗する部分には耐熱性のゴムを張り替える。
業者の方の作業が細かいところまで丁寧にやってもらえるので
安心してお任せできます。
私はもっぱら掃除機とウェットティッシュ担当。
自分の体を自分が小人になってクリーニングしているような感覚で、
スッキリサッパリの健康体に仕上げました。
最後に組み立てが終わり、いざスイッチオン!
すると、いきなり、そして明らかに変化がありました。
熱風の吹き上がりに勢いがあり、
焼きあがった豆の冷却では温度がグングン下がっていきます。
色ツヤや香りから、
更に美味しそうなコーヒー豆が焼け上がりました!
焙煎している時、
自分の理想とする煎りが実現すると
人知れず達成感と充実感に包まれます。
これからそんな幸せな時間が増えそうです。
昨日まで特に不自由していたわけではないのですが、
やっぱりメンテナンスをしっかりすると違いますね。
手を真っ黒に汚した甲斐はありました。
明日から更に美味しいコーヒーを目指して
心を込めて焙煎します!
今からワクワクしております。
今回は一方的な自己満足100%のブログでした。
[通販サイトTOPに戻る]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です