アイスコーヒーの美味しい作り方

今年の残暑は厳しいですね。
当店の売れ筋の主流もまだまだアイスです。
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そんな中、水出しアイス珈琲を作る人が増えてきています。
アイス珈琲はホットと同様にお湯でドリップしてから冷やすお湯出しのアイスコーヒーと、
お湯を使わず水でじっくり抽出する水出しコーヒーに大別されます。
水出しアイスと聞くと一般家庭ではなく、お店で飲むものというイメージがありますが、
最近はご自宅で手軽に楽しんでいる方が増えています。
ちなみに当店のお客さまでは5:5くらい。
同じ豆を使用したアイスコーヒーでもお湯だしと水出しでは味が明確に違います。
苦味とコクを味わいたいならお湯出し。ミルクとの相性も良いです。
すっきりした飲み口と後味に残るコーヒーの香ばしい余韻を楽しむには水出し。
何も加えずストレートで味わうのがお勧めです。
それぞれ美味しく淹れるポイントですが、
「お湯出し」、「水出し」に合った豆の焙煎の深さが異なるので、それを間違えないこと。
フレンチロースト(4番・深焙煎)はお湯出し向きで、イタリアンロースト(5番・極深焙煎)は水出し向きです。
ちなみにエスプレッソ用の豆は水出しアイスに応用できます。
挽き方は中挽きから細挽きがお勧め。
「お湯だし」を美味しく淹れるポイントは、ドリップ後にすぐ冷やすこと。
氷を入れたタライにドリップ直後の珈琲の入ったサーバーを入れて粗熱を取る。
そして密封した入れ物に入れて冷蔵庫で冷やす。
密封した容器に入れる理由は珈琲が周りの匂いを吸着するからです。
「水出し」を美味しく淹れるポイントは、常温のお水を使用して冷蔵庫に入れる前1時間ほど放置することです。
これが苦味とコクを出すコツ。
よく冷たいミネラルウォーターを使用し、そのまま冷蔵庫に入れますが、それだとしっかり抽出できないのです。
冷蔵庫で約8時間程保管した後にペーパーフィルターで濾すと、
粉っぽさがとれてお店で飲むような美味しい水出しコーヒーが作れます。
水出し用のポットを使用される場合は密閉度を高めるため、
ポット上部にラップをかけ輪ゴムで止めて保管することをお勧めします。
風呂上りの1杯や急なお客様への御もてなしに水出しアイスコーヒーが冷蔵庫にあると重宝しますよ。
水出しポットが無くても簡単に本格アイスが作れる「水出しパック」も当店ではお作りしています。
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アイスブレンド緑
アイスブレンド赤
水出しアイスパック
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