看板ネコ「ピーコ」の思わぬ反撃!

毎日、気まぐれながらも
せっせと接客?してくれている看板ネコのピーコ。
Image017.jpg
すっかり店の招きネコになってくれています。
性格は至って温厚。
お客さまにどれだけ撫ぜられても微動だにしません。
よく「珍しいネコね」、「おとなしいネコね」と言われます。
理由は簡単。平成元年生まれだから。
人間に換算すると軽く100歳を越えてます。
なので私には全てを達観しているように見えるのです。
足を踏まれたら「ギャッ」とネコらしく悲鳴は上げるものの、逃げない。
そんな時、ピーコは「わざとじゃなから許してやるか、2度も踏まれそうもないし、動くの面倒だし・・・」と考えてるように私には見えるのです。
かといってネコらしい愛らしさはこの歳でもしっかり持ち合わせている。
そんなネコだと決め付けていたピーコに思わぬ仕返しを食らいました。
ビックリの反撃です。
いつも接客をしてくれた後に、少量のご褒美(エサ)をあげているのですが、
その日はご褒美がなく、ピーコはいくら接客しても無報酬でした。
私はせめてもの償いに「ごめんねピーちゃん、今日はお給料が無いんだよ」と
精一杯申し訳ない顔をして詫びたのですが、当然通じるわけもありません。
そんな中、私が台の上でギフトボックスにコーヒーを詰めていた時、
「ゲボッ、ゲボッ」とえづく音が聞こえたのです。
すぐにピーコが毛玉を吐こうとするいつもの声だとわかり、
さっきまで寝ていた場所を見たのですが、いない。
どこで吐こうとしているのか辺りを見渡していると、
また「ゲボッ、ゲボッ」と私の足元から・・・。
なんと屈み込んでいるピーコの大きく開いた口の下には私の足!
「うわっ」と思わず声を上げ足をどけたらその瞬間に毛玉発射!
毛玉を出す前に予備動作があったので救われました。
もしかして復讐か?と思いつつ30cmほど離れた場所で作業を再開した瞬間、
またも「ゲボッ、ゲボッ」。
今度は迷わず足元を見たら、移動した私の足めがけて屈み込んでます。
2度続いた危機を間一髪で逃れましたが、この時「わざと」だと確信しました。
達観しているピーコはわかっているんです、何をされたら人が嫌がるかを。
私は真顔で「恐ぇ~」。
ある意味賢いネコです。
慌ててエサを買いに行き、与えたらパクついてましたが、
悪い予感は的中しました。
エサをあげてから翌日の営業終了時までストライキを起こしたです。
1日中寝てました。
こんな日は無いので、たぶん意図的なものでしょう。
恐るべしピーコ。
でも2日後からは「ミャ~」と復帰。
それから私は一人の人格者として彼女に接するようになりました。
Image335.jpg
スト中のピーコ♀
カメヤマ珈琲HPのTOPに戻る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です