焙煎で変わるコーヒーの味

コーヒーを美味しく飲むための過程で、
焙煎(ロースト)の工程は非常に重要な意味を持ちます。
コーヒーの生豆は青くさいだけで、
コーヒーらしい味も香りもほとんどありません。
私も、『そうは言ってもコーヒーっぽい味がするんじゃないか』と、
一度かじった事があります。そして、強烈に後悔しました。
それを焙煎することにより、皆さんがお使いになる茶褐色のコーヒー豆になり、
同時にコーヒー本来の味と香りを作り出します。
さらに、産地により異なるコーヒー豆の味の特徴や、
その独特な香りを引き出すのも、8割が焙煎によって決まると言われているほどなのです。
焙煎方法は、生豆の種類や特徴、使い方を考慮して時間と熱を変化させ、
その度合いは大別すると、《浅煎り》(①番・②番)、《中煎り》(③番)、
《深煎り》(④番・⑤番)の3段階に大別されます。
一般には、《浅炒り》ほど酸味が強く甘い香りが際立ち、
炒り方が深くなればなるほど、酸味が失われ、苦味と香ばしさが出てきます。
浅炒りはアメリカン・コーヒーに、
中炒りは家庭や喫茶店で多く飲まれるレギュラーコーヒーに、
深炒りはエスプレッソコーヒーやアイスコーヒーなどに用いられています。
焙煎風景
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投入してすぐ
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時間が経過すると茶色っぽく・・・
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