がんばれ!老舗のJAZZ喫茶!
昨日、
小岩駅から徒歩3分くらいのところにある、
JAZZ喫茶に行ってきました。
薄暗い店内はコーヒーの香に溢れており、
壁には古いレコードのジャケットが所狭しと貼られ、
奥には古めかしいターンテーブル。
わざとアンティークなものを集めて雰囲気を出しているのでなく、
そのまま古くなったという本物感を漂わせている店です。
聞くと今年で30年目。
コーヒーとJAZZ、そして阪神タイガースを
こよなく愛するマスターで年齢は60前後。
入り口付近にあるカウンターには、
コーヒーの生豆と焼き豆がビン詰めされて並んでいました。
豆の種類はブラジル、マンデリン、グアテマラ・・・と
なじみの豆が7種類。
飾りで生豆を置いているかと思ったのですが、
ちゃんと店で焙煎しているそうです。
日ごろ、
コーヒーについて深く情報交換できる人がいないので、
ここぞとばかりに話しかけました。
この世界の大先輩でもあるので、
色々と質問攻めにしてしまったのですが、
なぜだか元気が無い・・・。
もっとコーヒーに対する思いや、
薀蓄を聞きたかったのですが、
なかなか返ってこないんです。
よくよく聞くと、
店を閉めようか迷っているとの事。
理由は、
最近駅前に出来たカフェの台頭で
お客さんが減ってしまったらしい。
コーヒー1杯420円で
自家焙煎コーヒーを出しても、
200円前後で出すチェーン店には勝てないと・・・。
美味しさから言うと、
絶対に負けないのに、
東京の人はコーヒーを味わう習慣が無く、
空間を買うためにコーヒーにお金を出している。
だから、価格で勝てないとお客さんが来ない。
とマスターは説明してくれました。
なんとも悲しい現実。
他人事と思えないので、
心から応援したいと思いましたが、
30年頑張っての結論がコレ。というのも事実。
確かに私もサラリーマン時代は、
空間利用としてコーヒーにお金を払っていました。
なので偉そうな事は言えませんが、
コーヒーに期待させない店も問題だと思います。
場所さえ良ければ、
マズイコーヒーを出していても繁盛するのはおかしい。
コーヒーにお金を払っているんだから、
味に納得できない店は淘汰されても仕方がないと思うのです。
でもコーヒーってそうじゃないんですよね・・・。
だから店側はどんどん減価を抑えに走る。
それでも立地や雰囲気がよければお客さんが来るから。
この現実を少しでも変えたいんですよね。
美味しいコーヒーを出す店があれば、
路地裏の店でも繁盛する。
そんな当たり前の価値観がコーヒーにも定着して欲しい。
だから私は頑張ろうと思います。
期待していただける飲み物に
コーヒーを押し上げたいのです。
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