日本の喫茶店数の推移

日本で始めてコーヒーを出した喫茶店は、
明治21年4月13日に東京上野西黒門町できた『可否茶館』。
主に西洋に留学経験のある一流文化人が集う場所だったそうです。
この「可否茶館」をきっかけに、
日本でもこれまで様々な喫茶店が出来ました。
その店舗数の近年の推移ですが、
皆さんは増えてると思いまますか?減っていると思いますか?
ズバリこんな感じになっています。
喫茶店店舗数
1966年 昭和41年  27.026店
1975年 昭和50年  92.137店
1981年 昭和56年 154.630店
1986年 昭和61年 151.054店
1991年 平成3年  126.260店
1996年 平成8年  101.945店
1999年 平成11年   94.251店
2004年 平成16年  83.684店
2006年 平成18年  81.042店

[総務省統計局「事業所統計調査報告書」より]
1981年をピークに実は減少しているんです。
それもかなりの減少・・・
現在は全盛期の半数近くになっています。
シアトル系カフェやチェーン店の台頭でグッと身近になり、
店舗数が増えたように感じるカフェですが、
その影で昔ながらの喫茶店が無くなっているんですね。
ちなみにそこに従事する従業員数も全盛期は529.540人だったのが、
最近では322.924人と減少しています。
一方、日本のコーヒー豆の輸入量が年々増加しているのは、
家庭での消費量がそれ以上に増えているからなのです。
昔は喫茶店でしか飲めなかった美味しいコーヒーが、
今は自宅でも手軽に味わえるようになったことが、
喫茶店数の減少に繋がっているんでしょう。
店の前の七五三通りの桜は満開!!
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そんな春うららな日に・・・
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奥ピーコ♀手前キョウスケ♂仲良くお休み・・・
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