日本のコーヒー豆輸入量の推移

今や日本の文化に根付いたコーヒーですが、
よく考えると100%輸入に頼っている飲み物なのです。
日本のみでなく、
コーヒー主要消費国は(アメリカ以外)
どこも100%輸入に頼っています。
※アメリカはハワイコナを自国生産しています。
そこで日本のコーヒー豆輸入量推移を見てみると・・・
1877年⇒      18t
1930年⇒   1.887t
1937年⇒   8.571t
1942年⇒     224t
1955年⇒   4.098t
1960年⇒   10.866t
1970年⇒  89.456t
1980年⇒194.294t
1990年⇒324.841t
2000年⇒416.090t
2006年⇒458.507t   
             ※資料:財務省「通関統計」
となっており、
現在日本はアメリカ、ドイツに次いで世界第3位の輸入国なのです。
でも自国内での消費量は世界で11位。
大手飲料メーカーが加工して輸出しているんでしょうね。
ちなみにコーヒー豆の輸入歴史としては・・・
1942年⇒第二次世界大戦で輸入凍結
1950年⇒コーヒー豆の輸入再開
1960年⇒生豆の輸入自由化
1961年⇒インスタントコーヒーの輸入自由化
1970年⇒レギュラーコーヒーの輸入自由化
このような背景があり、
日本では毎年コーヒー豆の輸入量が増加してきています。
では、これから高齢化社会を迎えるにあたり、
どのように推移していくのでしょうか?
「お年寄り=お茶」という印象がありますが、
それは古いかもしれません。
実は当店のお客様の3割近くが60歳Overの方なのです。
これから高齢に達する方々は、
コーヒーを飲みながら仕事や生活をしてきた世代だと思うので、
お茶と併用して飲んでもらえるんではないかと考えています。
私が経験したことの無い年齢の方にも、
満足していただくコーヒーとは・・・?
最近そんなことを考えるようになりました。
味覚やコーヒーに求めるものは若い方と違うはずです。
しかしその答えを3割近くのお客様が教えてくれます。
これからの輸入量が今まで通り右肩上がりを描けるかは、
60歳以上の方が決めるといっても過言ではないでしょう。
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