インスタントコーヒーの誕生秘話

日本でのコーヒーの歴史は諸外国と比較すれば非常に浅いですが、
インスタントコーヒーの発明は日本人化学者の「加藤サルトリ博士」だとされています。
1899年、アメリカで研究活動をしていた加藤博士は
コーヒーを一度抽出してからそれを真空乾燥法でインスタントコーヒーにする実験を
成功させたそうです。
1901年にニューヨーク州で開催されたパンアメリカン博覧会で
「ソリュブル・コーヒー」(可溶性コーヒー)と名づけて発表しています。
しかし、彼が特許権などに無関心だったため、
インスタントコーヒーの特許権は最初に特許を提出した
「G・ワシントン」のものになってしまいました。
その後、複数のメーカーがインスタントコーヒーの製造を手がけましたが、
最も大きな成功を収めたのがスイスある食品商社の「ネスレ社」。
1920年にブラジルでコーヒー豆が大豊作となり、価格が大暴落し農民が困窮する中、
ブラジル政府が余剰のコーヒー豆を用いた加工食品の開発をネスレ社に要請したことが始まりです。
長年の研究開発の末、現在のインスタントコーヒーが開発され、
1938年に「ネスカフェ」という商品名で市販されるようになりました。
本日の看板ネコ ピーコ♀
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足を枕に春のうたた寝ニャ
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インスタントコーヒーの誕生秘話” に対して1件のコメントがあります。

  1. hiromi より:

      ブラジルの ガラナや コーヒーなどを ネットで 買いました!
      美味しいですね!おすすめします!
    http://www.rakuten.co.jp/welcomeshop/

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