おいしいコーヒーの淹れ方
せっかくの焼きたて挽きたてのコーヒー豆があるのだから、おいしくコーヒーを入れてほしい!
コーヒー豆のオンラインショップカメヤマ珈琲では、家庭でも簡単にコーヒーショップの味が楽しめるおいしいコーヒーの入れ方をご紹介します!
ペーパードリップ
ペーパードリップによる抽出のポイントは、ズバリ「蒸らし」と「お湯の注ぎ方」!
- 新鮮なコーヒーを用いる。
- コーヒー粉は中挽きがよい。
- お湯の温度は80~90℃が目安。
- 我慢して20~30秒の蒸らしをする。
- コーヒー粉の無い周縁部には直接お湯を注がない。
- お湯はドリッパーから5mmほど離れた周縁部の粉に円を書きながら、細くゆっくり注ぐ。
- フィルターの接着部分を互い違いに折る。
その際、下部の突起した両端を指で潰すとドリッパーに密着しやすくなる。 - コーヒーの粉を10gほどフィルターに入れたら、少し揺すって平らにならす。
- 1回目の注湯。ポットの取っ手の上のほうを持ち、コーヒーの粉面より3~4㎝の高さから、全体が湿る程度に
少量のお湯をゆっくり注ぐ。コーヒー粉の上にそっとのせるように注ぐとよい。 - 直線に挽いた豆だとコーヒーの粉面がドーム状に膨らんでくる。
これが「蒸らし」で、20~30秒ほどそのままにしておく。
サーバーにはコーヒー液が数滴、最大でも薄く底を覆う程度に落ちるのが理想。 - 蒸らし終わったら2回目の注湯。
粉の表面にまんべんなくお湯がいきわたるように、お湯は細く垂直に「の」の字を書くように注ぐ。 - 3回目の注湯。お湯を足すときは、粉面がへこみ、お湯が全部落ちきる手前で行う。
- コーヒーの成分のほとんどは3回目までの注湯で抽出されてしまう。
これ以降の注湯は濃度と抽出量のバランスを見て。4回目以降の注湯はいくぶん早めに行うこと。
ネルドリップ
素人でもできるネルドリップに挑戦!
- お湯は熱めの90℃
- なるべく注ぎ口の細いポットを使う
- コーヒーは中挽きがよい
- コーヒーフィルターの管理はしっかり!
新品は必ず使用する前に煮沸を行いましょう。
また、フィルターの表面がケバだってきたらコーヒーフィルターを交換しましょう。
- ネルの袋にコーヒー粉を入れ、軽くふって表面を平らにする。
次いでスプーンの先でくぼみをつける。こうすることでお湯がまんべんなくしみこみ、おいしいコーヒーができる。 - ポットの注ぎ口をできるだけくぼみの中心に近づけ、1回目のお湯をゆっくりと細く注ぐ。粉の上に乗せるという感じで。
- お湯を全体にしみこませる「蒸らし」を行う。蒸らし時間は20~30秒。
- 2回目の注湯。ペーパー同様、お湯は「の」の字を描くようにゆっくりと注ぐ。粉の周辺部、特にネルフィルターには直接お湯を当てないこと。
- ネルはコーヒーの粉の層が厚くなるため、蒸らしがゆっくりと上手にできる。また、多少気温が高くても空気がどこからでも抜けられるため、粉面に穴が開いたり割れたりすることはない。
- 3回目以降の注湯は細かい泡がたくさん出るように注ぐ。泡粒が大きいと湯温が高すぎ、泡が少ないと湯温が低い(粉が古い場合もある)。
美味しい水出し珈琲の作り方
アイスコーヒーはお湯出し、水出しがありますが、美味しい水出し珈琲の作り方をご紹介します。
ちなみにお湯出しのアイスコーヒーを作るときのポイントは、直ぐ冷やすに尽きます。
水出し珈琲はお湯出しと違って、じっくり時間をかけて抽出するので、豆本来の味が忠実に味わえます。
また脂肪分がほとんど出ないので、飲みやすくスッキリした味が特徴です。
まず、「水出し用のポット」が必要です。(8杯用980円・5杯用880円)
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水出しポットの粉を入れるストレーナーにアイスに適したコーヒー豆の粉を杯数×10g入れます。お湯と違い水は抽出しにくいので、しっかり味を出すため、コーヒー豆のローストは5番(イタリアン)で、挽きは水との接点を増やすため細挽きにします。
ちなみにお湯出しの場合はロースト4番で中挽きがいいでしょう。 - 粉を入れたら、ストレーナーをゆすって粉の密度を高めながらならします。
- ゆっくりと少量づつ、円を描くように水を垂らしていきます。
注)このときに棒などで混ぜない。
注)硬水はNG。 - 適量まで入れたら、
- マドラーなどでゆっくりかき回してください。
あまり激しく混ぜると、粉がストレーナーから出て底に溜まり、ストレーナーを取り除いてからも抽出が続いて濃くなります。 - その後、蓋の上から注ぎ口を覆うようラップをしゴムで止めます。
そして冷蔵庫へ。
(コーヒーは周りにニオイを吸着する性質があるので、冷蔵庫内のニオイを吸い取らないようにラップをします。) - お好みで8時間~10時間寝かせれば出来上がり!
コーヒーの粉が入っているストレーナーを外して味見をします。
薄ければもう1時間、ストレーナーを差し込んで寝かせてみましょう。
長く寝かせればその分苦味が増します。水出しで麦茶を作る要領と似てますね。
更に美味しさを追求したい方は、ここでもうひと手間!
最後にドリッパーを使いペーパーフィルターで濾すとストレナーから漏れた微粉が無くなりより飲みやすくなります!
ただし時間がかかるので気長に落ちるのを待ってください。
詰まって落ちが悪くなったらペーパーフィルターを裏返しにして水洗いすれば再利用できます。
ストレーナーを外してからもラップはしておいた方が良いです。
私は苦目が好きなので、いつも10時間寝かせています。
水出しアイスコーヒーに相性の良い豆は、アイスコーヒー緑のブレンド、アイスコーヒー赤のブレンドです。
他にゴールデンマンデリン、ハワイコナEXファンシー、モカハラーロングベリー、メキシコAL、コロンビアスプレモなどがあります。色々と試してみてはいかがでしょうか?