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コーヒーと水の関係(2007.09)

アメリカンコーヒーってお湯で薄めたものと思っている方もいますが、焙煎を浅くしたものをアメリカンコーヒーといいます。対照的にヨーロッパではエスプレッソに代表される極深焼きのコーヒーが主流です。これは、その国の水に影響されていて、アメリカは、コーヒーに適している軟水なので、浅焼きの軽いコーヒーでも美味しく飲めるのですが、ヨーロッパは硬水なので、しっかり焼いた豆で苦味を効かさないと、水の個性にコーヒーの味が負けてしまいます。深焙煎を「フレンチロースト」と呼び、極深焙煎を「イタリアンロースト」と呼ぶのは、その土地の水で合った焙煎がそこで生まれたからです。

ちなみに日本はどうかというと軟水の国です。本来は中焙煎のシティーローストや中深焙煎のフルシティーローストが主流となってもいいのですが、近年のスターバックスやイタリアン、フレンチレストランの台頭で日本でも濃くて苦いコーヒーが定着しました。いま、自分が飲んでいるのは、ヨーロッパ系のコーヒーなのか、アメリカ系なのか、それが分かれば、コーヒーが更に楽しくなったり、その店のコンセプトが分かったりします。

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