焙煎店を始めた理由。

この仕事を始めてよく質問されるのが、
「なぜコーヒー焙煎店を始めたのか?」です。

「コーヒーが好きだから」と答えられれば楽なのですが、
実はそれは正解じゃないんです。

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私を知る人は、私とコーヒーの接点について???でしょう。

そもそもなぜコーヒーなのか?

もちろんコーヒーは好きです。
ただ、仕事にするなんて考えてもみませんでした。

前職はコーヒーと全く関係の無い仕事をしていました。

それでも1日に3〜4杯くらいは飲んでいましたが、
特に香りや味にこだわりを持って飲んでいたわけではありません。

コーヒーについての知識は皆さんと同じか、やや劣るくらいだと思います。

そんな私が、たまたま生豆から焙煎したてのコーヒーを飲んで、
いつも飲んでいるコーヒーとの違いにちょっとした驚きを受けたのがキッカケです。

調べたのですが、
ほとんどのコーヒーは焙煎してからかなり時間が経った豆を挽いて飲んでいるらしい。
街でよく見る焙煎店も茶色い焼き豆を並べている。
コーヒー豆は焙煎して茶色くなってから酸化は始まるとのこと。

要は「いつも飲んでいるコーヒー」=「酸化したコーヒー」だったことを知ったのです。

焙煎してから2週間でコーヒー豆は酸化します。

考えたこともありませんでした。

社会人に最も飲まれている飲み物ってコーヒーだと思うんです。

こんなに多く飲まれているのにコーヒーのことって案外知られていない。

ましてや毎日体内に摂取するものだから、基礎知識くらいは持っておいて損は無いはず。

それを知っていただき、味わってもらうことを仕事にしてみたら喜ばれるんじゃないか。
これだけマーケットの広い商材なんだから、
経験が無くても家族くらいは養えるんじゃないだろうか。

これだけのことに気づいた私は、もし他の人に焼きたて焙煎店をやられて成功されたら悔しい。
だったら自分でやってみよう!エイヤ~!

という経緯です。

ですのでどんなに面倒でも、
ご注文をいただいてから焙煎するスタイルにこだわっています。

「一人でも多くの方に、新鮮な焼きたてのコーヒーを飲んでもらいたい。」

これが始めた理由です。

だから、素人の私が必死で勉強してコーヒー焙煎店を開業したのです。

おかげさまで今年の7月で12年目を迎えます。

日々お客さまに勉強させてもらいながら、
少しづつではありますが、お伝えしたいことが広がっているように感じます。

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