インスタントコーヒーは日本人の発明

インスタントコーヒーを最初に公表した人は、
シカゴにいた日本人化学者、加藤サルトリ博士。
1901年の全米博覧会で売り出して好評を博しました。
当時の呼び名は『ソルブルコフィー』。可溶性のコーヒーという意味です。
このコーヒーは第一次世界大戦時に兵士達が、
いつでもどこでも素早くコーヒーが飲めるということで広がっていきました。
ただ、このソルブルコーヒーは、
製造過程で香りが失われてしまうという欠点があったのです。
これを改良したのが、G・ワシントンという人で、
1938年、当時のネッスル社がその製造技術を完成させ、
『ネスカフェ』の商標名で発売しました。
このインスタントコーヒーは第二次世界大戦で米兵を勇気付ける役割も果たし、
市民にも広がっていきました。
ちなみに日本でインスタントコーヒーがデビューしたのは、
明治末から大正初めに明治屋が輸入したものとのこと。
本格的に広がったのは、
第二次世界大戦後にアメリカ軍が進駐軍や在日外国人のために持ち込んだものからで、わずかに特別なルートや外国人の横流しから日本にもコーヒーが広まりました。
本日の試飲ネコ
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ごめんね~ピーコ♀

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